ゴールデン☆ベスト テレサ・テン

鄧麗君( Teresa Teng ) ゴールデン☆ベスト テレサ・テン歌詞
1.空港

作詞:山上路夫
作曲:猪俣公章

何も知らずに あなたは言ったわ
たまにはひとりの旅もいいよと
雨の空港 デッキにたたずみ
手をふるあなた 見えなくなるわ
どうぞ帰って あの人のもとへ
私はひとり 去ってゆく

いつも静かに あなたの帰りを
待ってるやさしい 人がいるのよ
雨に煙った ジェットの窓から
涙をこらえ さよなら言うの
どうぞ戻って あの人のもとへ
私は遠い町へゆく

愛は誰にも 負けないけれど
別れることが 二人のためよ
どうぞ帰って あの人のもとへ
私はひとり 去ってゆく


2.雪化粧

作詞:山上路夫
作曲:猪俣公章

窓をあけたら 外は粉雪
音もなくつもるわ 街の屋根に
好きなあの人 去ったこの街
冷たく長い 冬が来た
私はひとり 何を頼って
暮らせばいいの さびしい街で

愛の手紙を 燃やす暖炉の
炎が涙に ゆれているわ
コートはおって 外に出るのよ
あなたの愛が のこる街
私は何を さがしにゆくの
足あと雪に のこしてひとり

遠い家並み 街の通りも
きれいに白い雪化粧
私に春は 来るのでしょうか
愛した人が 見えない街で


3.女の生きがい

作詞:山上路夫
作曲:平尾昌晃

あなたを今夜も待って お酒を買った
さみしく時計だけが 時をきざむわ
お料理も さめてしまったけれど
私はいつまでも 待っているの
あなたのために つくすことだけ
それが私の 生きがいなのよ

いけない噂も聞いた それでもいいの
信じることが 愛と想っているの
このままで もしも棄てられたらば
生きている甲斐がない 私なのよ
あなたのお世話 させてほしいの
それが私の 生きがいなのよ

あなたに心も捧げ この身もあげた
あとには何もないわ 待つことだけよ
靴音も たえてしまったけれど
泣かずに夜明けまで 待っているの
あなたのために つくすことだけ
それが私の 生きがいなのよ


4.夜の乗客

作詞:山上路夫
作曲:井上忠夫

どこへゆくかと 人に聞かれた
答えに困った 私なのよ
恋と別れて 夜の汽車で
あてのない旅に 出た私
涙抱いた 女がひとり
暮らせる街を
教えて 教えて下さい

涙出そうで 窓を見つめる
灯りが目の前 過ぎるだけよ
好きなあの人 こんな別れを
知らずにきっと 眠っている
私のことは どうか忘れて
あなたの道を
歩いて 歩いて下さい

誰も行く先 知っているのに
あてのない旅は 私だけ
涙抱いた 女がひとり
暮らせる街を
教えて 教えて下さい


5.夜のフェリーボート

作詞:山上路夫
作曲:井上忠夫

明日の朝は遠い南の街へ
私乗せた船は 着くでしょう
そこで私は 少しだけ暮らす
忘れた笑顔を とり戻せるまで
さよならあなた 愛していました
夜のフェリーボートは 今出てゆきます

港灯り遠くなってゆくわ
愛し合った 街も消えるわ
波に捨てましょう お別れの手紙
未練な言葉は 心にしまって
さよならあなた 愛していました
夜のフェリーボートは 今出てゆきます

さよならあなた 愛していました
夜のフェリーボートは 今出てゆきます


6.ふるさとはどこですか

作詞:中山大三郎
作曲:うすいよしのり

ふるさとはどこですかと あなたはきいた
この町の生まれですよと 私は答えた
ああ そして あなたがいつの日か
あなたのふるさとへ
つれて行ってくれる日を 夢みたの
生まれたてのこの愛の
ゆくえを祈ったの

ふるさとはどこですかと 私はきいた
南の海の町と あなたは答えた
ああ そして 幼い日のことを
瞳をかがやかせ
歌うように夢のように 話したわ
ふたりして行かないかと
私にはきこえたの

ああ だけど 今では思い出ね
あなたはふるさとへ
ただひとりただひとり 帰るのね
ふるさとはそんなにも
あたたかいものなのね


7.あなたと生きる

作詞:千家和也
作曲:猪俣公章

夜汽車を乗り継いで 知らない町に来た
なみだの跡のある あなたの手紙見て
何も云わないわ そばでそばで眠りたい
小さな命を あなたと生きる

いけない人だから 愛しちゃならないと
みんなは止めたけれど 私にはいい人よ
愛はどちらかが いつもいつも傷ついて
初めて知るのね あなたと生きる

ひとりになってから 毎日泣いていた
窓辺に咲く花の 匂いも忘れて
空の浮雲の 白い白いまぶしさを
心に抱きしめ あなたと生きる


8.東京夜景

作詞:阿久悠
作曲:井上忠夫

ピアニストが 甘い歌を弾いているわ
人の気も まるで知らぬふりをしているわ
飲んだくれて 悪いジョーク とばしてるわ
何もかも同じ景色だわ

ただの 別れだったじゃないの
沈んだ顔見せて 駄目じゃない そうよ

男には女の 女には男の
まごころがいるけど
あいつじゃないわ
あいつではないわ

レインコート 壁に掛けたままで行った
ブーツまで 隅の方に おいたままでいる
置き忘れは そんなものが二つ三つ
心だけ持って行ったのね

ただの 別れだったじゃないの
何でもない よくあることじゃない そうよ

※男には女が 女には男が
寄りそっているのが
幸せだけど
あいつではないわ※

(※くり返し)


9.つぐない

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

窓に西陽があたる部屋は
いつもあなたの 匂いがするわ
ひとり暮らせば 想い出すから
壁の傷も 残したまま おいてゆくわ

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
優しすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志になるけれど

心残りは あなたのこと
少し煙草も ひかえめにして
過去に縛られ 暮らすことより
わたしよりも可愛い人 探すことよ

愛をつぐなえば 重荷になるから
この町を離れ 暮らしてみるわ
お酒のむのも ひとり
夢を見るのも ひとり
あすは他人同志になるけれど

愛をつぐなえば 別れになるけど
こんな女でも 忘れないでね
優しすぎたの あなた
子供みたいな あなた
あすは他人同志になるけれど


10.愛人

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたが好きだから それでいいのよ
たとえ一緒に 街を 歩けなくても
この部屋にいつも 帰ってくれたら
わたしは待つ身の 女でいいの

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
時がふたりを 離さぬように
見つめて 寄りそって そして抱きしめて
このまま あなたの胸で暮らしたい

めぐり逢い少しだけ 遅いだけなの
何も言わずいてね わかっているわ
心だけせめて 残してくれたら
わたしは見送る 女でいいの

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
明日がふたりを こわさぬように
離れて 恋しくて そして会いたくて
このまま あなたの胸で眠りたい

尽くして 泣きぬれて そして愛されて
明日がふたりを こわさぬように
離れて 恋しくて そして会いたくて
このまま あなたの胸で暮らしたい


11.時の流れに身をまかせ

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

もしも あなたと逢えずにいたら
わたしは何を してたでしょうか

平凡だけど 誰かを愛し
普通の暮らし してたでしょうか

時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ 捨てることもかまわない

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 愛せない

もしも あなたに嫌われたなら
明日という日 失くしてしまうわ

約束なんか いらないけれど
想い出だけじゃ 生きてゆけない

時の流れに 身をまかせ
あなたの胸に より添い
綺麗になれたそれだけで いのちさえもいらないわ

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 見えないの

時の流れに 身をまかせ
あなたの色に 染められ
一度の人生それさえ 捨てることもかまわない

だから お願い そばに置いてね
いまは あなたしか 愛せない


12.スキャンダル

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

あなたの背広の移り香は
きっとどこかの綺麗な人でしょう
三茶 下北 それとも 吉祥寺
子供のように はしゃいでいたのね

スキャンダルなら 男の勲章
迷子にならずに 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら

あなたの好みのお相手は
髪を肩まで伸ばした人でしょう
恵比寿 十番 それとも 西麻布
夢人みたいに 時間を忘れて
スキャンダルなら 男のロマンス
夜明けの前には 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら

スキャンダルなら 男の勲章
迷子にならずに 帰ってきてね
お酒もいいの 噂もいいの
私のことを忘れていないなら


13.恋人たちの神話

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

子供たちがベットで 夢の箱舟に乗るころ
時は悲しみだけを 脱ぎすてて
明日に 着換えるけど
もしも生まれ変わって ちがう人生があるなら
青い空を 自由に泳いでる
鳥になってみるけど
愛されて 傷ついて
死にたくなるほど 泣きぬれても
この世に 私を 授けてくれただけで
涙を連れ添う そんな生き方もある

硝子窓に夜明けの やわらかな陽ざしが差せば
時は小さな未来 用意して
今日に 目覚めるけど
めぐり逢って別れるそれが人の運命ならば
花のように 綺麗なときだけを
過去に残す それだけ
愛されて 傷ついて
死にたくなるほど 泣きぬれても
心と身体は 切り離せないけれど
昨日を見捨てる そんな生き方もある

この世に 私を 授けてくれただけで
涙を連れ添う そんな生き方もある


14.別れの予感

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

泣き出してしまいそう 痛いほど好きだから
どこへも行かないで 息を止めてそばにいて
身体からこの心 取り出してくれるなら
あなたに見せたいの この胸の想いを

教えて悲しくなる その理由
あなたに触れていても
信じること それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く
あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

もう少し綺麗なら 心配はしないけど
わたしのことだけを 見つめていて欲しいから
悲しさと引き換えに このいのち出来るなら
わたしの人生に あなたしかいらない

教えて 生きることのすべてを
あなたの言うがままに
ついてくこと それだけだから
海よりも まだ深く
空よりも まだ青く

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない

あなたを これ以上 愛するなんて
わたしには出来ない


15.香港~Honk Kong~


16.悲しい自由

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

ひとりにさせて 悲しい自由が
愛の暮らしを 想い出させるから
ひとりにさせて 疲れた心が
いつか元気を とりもどすまで
あなたを近くで愛するよりも
心の宝物にしていたいから

※So-long このままちがう人生を
So-long あなたの背中見送るわ※

ひとりにさせて 淋しい約束
何も言わずに 時のせいにするわ
ひとりにさせて 優しくされたら
きっと昨日に 帰りたくなる
あなたのすべてを愛するよりも
綺麗なお別れ 選びたいから

So-long 涙をいつか微笑に
So-long 想い出だけを置きざりに

(※くり返し)


17.悲しみと踊らせて

作詞:荒木とよひさ
作曲:三木たかし

幕切れの 愛の終りは
悲しみの夢売り人ね あなたは
幸福の脚本なんて
いつの日か こわれると解ってた

心に火をつけて 燃やせば Jealousy(ジェラシー)
あなたの左手に だれが眠るのいまは
綺麗な愛なんて 涙と同じ
しばらくは 想い出と踊らせて

黄昏れに 愛が沈めば
あしたから占い人ね わたしは
涙より寂しいだけの
運のない人生を ひいただけ

だれかに抱かれても わたしはFree
あなたのものじゃない
たとえ好きでも いまは
失くした愛なんて ピアスと同じ
しばらくは 悲しみと 踊らせて

心に火をつけて 燃やせば Jealousy(ジェラシー)
あなたの左手に だれが眠るのいまは
綺麗な愛なんて 涙と同じ
しばらくは 想い出と踊らせて


18.あなたと生きる共に生きてゆく